現在

現在は、第二次輝星時代です。

現在の冬の空

今まで見てきた方は、お分かりになったかと思いますが、1等星が20個以上ある、というのは、ここ200万年では、実は珍しいことなのです。100万年前の第一次輝星時代が華やかでしたので少々見劣りするかもしれませんが、現在の冬の空の賑やかさは、どの時代にも負けないものです。

そして、1等星だけではなく2等星3等星で作る星の並び、北斗七星やカシオペヤ、もちろんオリオンなど、幾何学的に美しい配列や、天の北極にぴったりはまっている北極星、北斗七星とこぐま座の小びしゃく、しし座さそり座など、人の想像力以上に、想像しやすい星の配列がある気がしてなりません。

200万年の間、特徴的な星の並びができないか、ずいぶん探してみたのですが、現在ほど、そろっている時代はないのです。

人間原理、という言葉があります。この宇宙は人間が観測できるように作られている、というものですが、それが、星空にも当てはめられているのでは? と、そんなことを思ったりもします。今、私たちが見上げる星空は、私たちが眺めるためにあるのかも。

こんな素敵な星空も持っている私たちは、とても幸せなのかもしれません。ふと、思い出したら、夜空を見上げてみてください。

1等星

  位置(J2000)   位置(J2000)
順位 名前 明るさ 距離
(光年)
赤径 赤緯 順位 名前 明るさ 距離
(光年)
赤径 赤緯
1 シリウス -1.44 8.6 6h45.2m -16°43′ 12 アルタイル 0.76 17 19h50.8m + 8°52′
2 カノープス -0.62 310 6h24.0m -52°42′ 13 アクルックス 0.77 320 12h26.6m -63° 6′
3 アルクトゥールス -0.05 37 14h15.7m +19°11′ 14 アルデバラン 0.87 65 4h35.9m +16°31′
4 リギルケンタウルス -0.01 4.4 14h39.7m -60°50′ 15 スピカ 0.98 260 13h25.2m -11°10′
5 ヴェガ 0.03 25 18h36.9m +38°47′ 16 アンタレス 1.06 600 16h29.4m -26°26′
6 カペラ 0.08 42 5h16.7m +45°60′ 17 ポルックス 1.16 34 7h45.3m +28° 2′
7 リゲル 0.18 770 5h14.5m – 8°12′ 18 フォーマルハウト 1.17 25 22h57.6m -29°37′
8 プロキオン 0.40 11 7h39.3m + 5°14′ 19 デネブ 1.25 3200 20h41.4m +45°17′
9 アケルナル 0.45 140 1h37.7m -57°14′ 20 ベクルックス 1.25 350 12h47.7m -59°41′
10 ベテルギウス 0.45 430 5h55.2m + 7°24′ 21 レグルス 1.36 77 10h 8.4m +11°58′
11 ハダル 0.61 530 14h 3.8m -60°22′

太陽系に近い恒星ベストテン

  位置(J2000)
順位 名前 明るさ 距離
(光年)
赤径 赤緯
1 プロキシマ 11.00 4.2 14h29.8m -62°41′
2 リギルケンタウルス -0.01 4.4 14h39.7m -60°50′
3 バーナード星 9.54 5.9 17h57.8m + 4°40′
4 ウォルフ359 13.42 7.7 10h56.5m + 7° 1′
5 ラランド21185 7.49 8.3 11h 3.3m +35°59′
6 ルイテン726-8 12.57 8.6 1h39.0m -17°57′
7 シリウス -1.44 8.6 6h45.2m -16°43′
8 ロス154 10.37 9.7 18h49.8m -23°50′
9 ロス248 12.29 10 23h41.9m +44°11′
10 εERI 3.72 10 3h32.9m – 9°27′