おおぐま座

「北斗七星」を身体に持つ星座。暗い空ならびっくりするほど大きなクマの姿を見ることができます。

おおぐま星図

おおぐま座

名称星座名おおぐま
略号UMa
学名Ursa Major
所有格Ursae Majoris
英語名the Great Bear
設定者プトレマイオス
概略位置赤径11h0m
赤緯58°
面積1280
季節
南中5月上旬
星数1等0
2等6
3等8
4等8
5等46
6等131
変光星297
データ出典:
 星座名・概略位置・星数:天文年鑑2009
 名称(星座名を除く):IAU Webサイト
おおぐま座は全天で3番目に大きな星座、北斗七星以外の部分は暗い星ばかりですが、つないでいくと熊が空を廻る様子が見えてきます。
よく目立つ北斗七星の部分が熊のしっぽから腰にかけて、ひしゃくの枡の先の星から西に目を移せば暗い星で作る小さな三角で熊の頭、ひしゃくの枡の底からは、前足、後ろ足と星が続き、κ-ι、λ-μ、ν-ξという星のペアが足先の爪。北斗七星だけで、腕を伸ばした手のひらひとつ分、おおぐま座全体では手のひら5つ分もある、巨大な熊の姿です。

北斗七星は、日本や中国での呼び方ですが、他にもさいころの4と3の目と見て「しそうのほし」 船の舵と見て「かじぼし」などと呼ばれていました。ギリシャではおおぐま、アメリカインディアンも熊の姿と見ています。ヨーロッパでは王様の乗る車、中国でも天帝の乗る車など、距離が離れていても、同じものを想像しているところも面白いです。

ギリシャ神話では、ゼウスに愛されたニンフ、カリストの熊にされた姿と見ます。カリストはアルカスというゼウスの子供を生み、それが女神ヘラに知られて熊に変えられてしまいます。アルカスは成長して猟師となりますが、ある日母とは知らずにカリストに会い、獲物として捕らえようとしたところをゼウスによって熊に変えられ、親子ともに星座になりました。
カリストという名前、木星の衛星にもつけられています。ガリレオ衛星のうち、一番外側を約半月で回り、双眼鏡があれば見ることができます。

M81、M82

おおぐま座には、有名な銀河M81、M82があります。おおぐまの顔の上、ちょうど耳の後ろの辺りに並び、空が暗ければ、双眼鏡でも見つけることができます。どちらも天の川銀河から約1200万光年、銀河としてはすぐ近所、一番近いお隣の銀河群の銀河です。特にM81は、その中でも一番大きな銀河、直径は約9万光年、私たちの天の川銀河と同じくらいの大きさです。
写真で見ると、M81は普通の渦巻銀河ですが、M82は棒状をしています。このふたつの銀河は今から6億年ほど前に衝突し、M82は形が崩れてしまいました。衝突の影響で、その中では爆発的な星形成が進んでいるのが観測されています。M82は直径が3万光年ほど、ふたつの銀河の距離は12万光年、天の川銀河-マゼラン銀河間よりも近い計算です。

M81、M82:Galaxy Wars(Astronomy Picture of the Day)

恒星データ

Hipparcos
番号
バイ
エル
符号
赤径赤緯固有名
カタログ名
意味アルマゲスト名実視
等級
絶対
等級
スペクトル距離
(光年)
54061α UMa11h03.7m61°45’ドゥベおおぐま四辺形にある背部の星1.81-1.08F7V comp124
53910β UMa11h01.8m56°23’メラク股にある星2.340.41A1V79.4
58001γ UMa11h53.8m53°42’フェクダおおぐまのまた後の左股にある残りの星2.410.36A0V SB83.6
59774δ UMa12h15.4m57°02’メグレズつけ根尾の付け根にある星3.321.33A3Vvar81.4
62956ε UMa12h54.0m55°58’アリオト尾の付け根の後にある3星の最初1.76-0.21A0p80.9
65378ζ UMa13h23.9m54°56’ミザール腰ぬのその(ε)中央星2.230.33A2V78.1
67301η UMa13h47.5m49°19’アルカイド棺台尾の末端でその第3星1.85-0.60B3V SB101
データ出典: バイエル符号・等級・スペクトル・距離 Hipparcos 星表  絶対等級・独自計算  固有名・意味 星座の神話  アルマゲスト名 アルマゲスト