ペガスス座

メデューサの血の中から生まれ出たという天馬ペガスス。

ペガスス星図

ペガスス座

名称星座名ペガスス
略号Peg
学名Pegasus
所有格Pegasi
英語名the Winged Horse
設定者プトレマイオス
概略位置赤径22h30m
赤緯17°
面積1121
季節
南中10月下旬
星数1等0
2等3
3等5
4等14
5等47
6等135
変光星416
データ出典:
 星座名・概略位置・星数:天文年鑑2009
 名称(星座名を除く):IAU Webサイト
ペガススの語源は、ギリシャ語の「ペゲー(源泉)」とのこと。いて座のヌンキから始まる、水に関係する星座のひとつです。

ペガススはギリシャ神話に出てくる天馬。勇者ペルセウスが怪物メデューサの首をはねた際、吹き出した血の中から飛び出してきた、と言われます。メデューサは髪は蛇、恐ろしい顔をしていて、見たものは石に変えられてしまうため神々も恐れていましたが、海の神ポセイドンだけはメデューサを愛していたそう。メデューサの血から生まれたペガススは、ポセイドンとメデューサの子、となり、水に関係する星座のひとつとなるわけです。また、馬はポセイドンのシンボルでもあります。

空を飛ぶことができるペガスス、夏の終わりごろに東の地平線に現れると、ぐんぐんと空に舞い上がり、10月末頃に頭上高くまで昇りつめます。夏の大三角から東に視線を移すと、腕を伸ばして広げた手のひらほどの大きさに、星が四角く並んでいるのが見つかり、それがペガススの身体にあたります。2等星と3等星なので、都会の空でも見つけることができるでしょう。夏の星座の目印は三角形ですが、秋の目印はこの4角形。「秋の四角形」「ペガススの四角形」と呼ばれます。

四角形の星は、α、β、γと、アンドロメダ座αで、この星にはペガスス座δという名前も付けられていましたが、星座境界をはっきりさせたときにアンドロメダ座のものとなったものです。四角の星の南西のαから、ξ-ζ-θと首、εが鼻先、北西のβから、η-π、μ-λ-ι-κと前足の並び、後ろ足と翼の星はありませんが、天駆けるペガススの姿が見えてきます。

日本では、「ますがたぼし」や、隣のアンドロメダ座の星もつないで大きなひしゃく形にして「とかきぼし」など、桝や、その桝に入れた米などをならす道具に見ていたようです。

系外惑星

ペガスス座51番星という星には、木星の半分程度の質量を持つ惑星が1995年に発見されました。この星の惑星は、太陽のような普通の星に見つかった惑星第1号で、それ以来、2010年末で400個以上の恒星に500個以上の系外惑星が見つかっています1。2011年1月には地球よりも一回り大きな岩石質の惑星も発見され2、いよいよ地球のような、生命の存在可能な惑星を見つけることが可能になってきたようです。

恒星データ

Hipparcos
番号
バイ
エル
符号
赤径赤緯固有名
カタログ名
意味アルマゲスト名実視
等級
絶対
等級
スペクトル距離
(光年)
113963α Peg23h04.8m15°12’マルカブのりもの背中にあって翼の肩にある星2.49-0.67B9.5III140
113881β Peg23h03.8m28°05’シェアト上膊(肩のつけね)右肩にあって足の付根の星2.44-1.49M2II-IIIvar199
1067γ Peg00h13.2m15°11’アルゲニブわき腹腰にあって翼の端にある星2.83-2.22B2IV333
107315ε Peg21h44.2m09°53’エニフ馬の花開いた口にある星2.38-4.19K2Ibvar672
データ出典: バイエル符号・等級・スペクトル・距離 Hipparcos 星表  絶対等級・独自計算  固有名・意味 星座の神話  アルマゲスト名 アルマゲスト