やまねこ座

早春の空に潜んでいる山猫。山猫のような鋭い目で観察しないと見つからないかも。

やまねこ星図

やまねこ座

名称星座名やまねこ
略号Lyn
学名Lynx
所有格Lyncis
英語名the Lynx
設定者ヘヴェリウス
概略位置赤径7h50m
赤緯45°
面積545
季節
南中3月中旬
星数1等0
2等0
3等1
4等5
5等22
6等61
変光星153
データ出典:
 星座名・概略位置・星数:天文年鑑2009
 名称(星座名を除く):IAU Webサイト
やまねこ座は、ヘヴェリウスが作った新しい星座のひとつです。ぎょしゃ座ふたご座おおぐま座の間の、明るい星のない空に山猫の姿を描きました。
オリオン座と同じくらいの広さがあるものの、いちばん明るいのは3等星がひとつだけ、星をつないで山猫の姿を想像するのは難しい。設定者のヘヴェリウスでさえ「山猫の姿を見るには山猫のような目が必要だ」と言ったといいます。

山猫が鋭い目を持っている、というのは、現在の私たちにとってはちょっと不思議な気もしますが、当時はその代名詞だったようで、ガリレオが所属していた学会もアカデミア・デ・リンチェイ、山猫学会といいます。山猫のような鋭い目を持って自然を研究しよう、というわけです。
ヘヴェリウスは、恒星の観測は肉眼で行いましたが、その精度は望遠鏡での観測に勝るとも劣らないもので、山猫のような目をしている、と褒められたこともあったそう。山猫のような目で空を観察したヘヴェリウスだけが、山猫の姿をしっかりと見たのかもしれません。

ヘヴェリウスはやまねこ座の隣にこじし座も作りました。早春の北の空に、ひっそりと猫族が隠れています。