りゅうこつ座

アルゴ船の一部。船の中でも一番大切といわれる「竜骨」 その先にはカノープスが輝きます。

りゅうこつ星図

りゅうこつ座

名称星座名りゅうこつ
略号Car
学名Carina
所有格Carinae
英語名the Keel
設定者ラカイユ
概略位置赤径8h40m
赤緯-62°
面積494
季節南天
南中3月下旬
星数1等1
2等3
3等6
4等12
5等42
6等133
変光星604
データ出典:
 星座名・概略位置・星数:天文年鑑2009
 名称(星座名を除く):IAU Webサイト
竜骨は、船の舳先から船底を通って船尾までつながる1本の柱です。人間で言えば背骨でしょうか。

アルゴ船はギリシャ神話の英雄たちが金の羊の皮を取りにいくときに乗っていた船。ラカイユが「大きすぎる」事を理由にりゅうこつ座とも座ほ座に分解してしまいました。その中でも明るい星が多い星座です。その中でも特別に明るいのは-0.6等星のα・カノープス。北緯35度のあたりでは、一番高くても高度2度程度にしかならないので、明るい星ですが地平線近くまで空気が澄んでいないとなかなか見られません。

カノープスから、β-ω-θとつないで竜骨、ι-υ-χと船の姿を描きます。日本では、南の地平線を悠然と進んでいく、大きくて立派な船の姿です。

エータ・カリーナ

りゅうこつ座には、りゅうこつ座エータ(エータ・カリーナ)と呼ばれる星があります。合わせて太陽の100倍近い質量を持つ、ふたつの大きな星の連星で、激しい爆発で星の表面が吹き飛び続けているようです。エータ・カリーナの周りには、吹き飛ばされたガスやちりが星雲となって広がっています。
現在は6等星くらいの明るさですが、カノープスよりも明るくなったこともあり、不規則に大きく明るさを変える変光星として注目されています。

エータ・カリーナとホムンクルス星雲

恒星データ

Hipparcos
番号
バイ
エル
符号
赤径赤緯固有名
カタログ名
意味アルマゲスト名実視
等級
絶対
等級
スペクトル距離
(光年)
30438α Car06h24.0m-52°42’カノープス明瞭なものカノープスと呼ばれる、他の舵にある2星の西星-0.62-5.53F0Ib313
45238β Car09h13.2m-69°43’ミアプラキドゥス静かな水面 1.67-0.99A2IV111
41037ε Car08h22.5m-59°31’アビオル  1.86-4.58K3III+B2V632
52419θ Car10h43.0m-64°24’   2.74-2.91B0Vp439
45556ι Car09h17.1m-59°17’アスピディスケ盾または歩兵 2.21-4.42A8Ib692
48002υ Car09h47.1m-65°04’   2.92-5.56A91620
38827χ Car07h56.8m-52°59’  竜骨の上でこれ(γVel)の南にある星3.46-1.91B3IVp387
50099ω Car10h13.7m-70°02’   3.29-1.99B8III370
データ出典: バイエル符号・等級・スペクトル・距離 Hipparcos 星表  絶対等級・独自計算  固有名・意味 星座の神話  アルマゲスト名 アルマゲスト