みずがめ座

水亀ではなく水瓶。美少年が青年になった姿。神々の飲むネクタールが入っている瓶を持っているとも。

みずがめ星図

みずがめ座

名称星座名みずがめ
略号Aqr
学名Aquarius
所有格Aquarii
英語名the Water Bearer
設定者プトレマイオス
概略位置赤径22h20m
赤緯-13°
面積980
季節
南中10月下旬
星数1等0
2等0
3等1
4等16
5等31
6等100
変光星305
データ出典:
 星座名・概略位置・星数:天文年鑑2009
 名称(星座名を除く):IAU Webサイト
みずがめ座は、星占いの星座の11番目。有名な星座ですが、秋の空の明るい星がない場所にあって、なかなか見ることができません。

みずがめ座の目印は、4等星と5等星で作る小さな三角。その中にも4等星がひとつあって、いわゆる「三ツ矢」の形に並んでいます。そこが「みずがめ」 その西隣には3等星が2つ、ガニメーデスの両肩を表し、みずがめからは流れ落ちる水を表す星がポツポツとみなみのうお座へと続きます。

ギリシャ神話では、全身が金色に輝いたといわれるガニメーデスの姿。酒宴の酌をしていたゼウスとヘラの娘ヘーベが、天に昇ったヘルクレスと結婚してしまい、その代わりとして、地上から連れてこられます。ヘーベをかわいがっていたゼウス、男ならば手放さなくてすむだろう、ということで、人間のガニメーデスを選んだわけですが、子供がいなくなって悲しむのは人間も同じ。ガニメーデスの両親のために、その姿を星座にしたといいます。
ギリシャ神話の神、特にゼウスは、利己的な行動が目立ちますが、このお話では、同じ親としての悲しみを人間と分かち合っているところが面白く、いい話だと思います。

幸運の星

いて座でも書きましたが、星座を作った人々はこのあたりの空を天にある海と見て、水にかかわる星座をたくさん配置しました。このみずがめ座もそのひとつ、メソポタミアの雨季に、太陽が通過していきます。現在と気候が大幅に変わっていなければ、メソポタミアは砂漠に近い気候だったでしょうし、農業を行うには雨が重要だったことでしょう。水を示すこの星座には、「幸運」という名前の星がいくつかあります。

海王星発見の星座

1846年9月、ドイツの天文学者ガレは、フランスの天文学者ルヴェリエから、天王星の外側を回る惑星の予想位置を知らされます。当時は、天王星が太陽系で一番外側を回っていましたが、その動きが計算と合わないため、ルヴェリエ、そしてイギリスの天文学者アダムスが、外側に未知の惑星があるという予想をしたのです。ガレがその場所に望遠鏡を向けてみると、果たして、その未知の惑星があったのでした。それが海王星、発見されたのは、このみずがめ座です。
海王星の公転周期は164.77年。つまり、2011年に、発見されてからようやく太陽の周りを一周しました。それまで、海王星だけが唯一、知られている惑星で太陽の周りを一周していなかったのです。

恒星データ

Hipparcos
番号
バイ
エル
符号
赤径赤緯固有名
カタログ名
意味アルマゲスト名実視
等級
絶対
等級
スペクトル距離
(光年)
109074α Aqr22h05.8m00°19’サダルメリク王の守り星右肩2星の輝星2.95-3.88G2Ib758
106278β Aqr21h31.6m-5°34’サダルスウド幸運中の幸運左肩にある星2.90-3.47G0Ib612
110395γ Aqr22h21.7m-1°23’サダクビアテントの守り星左肘にある星3.860.44A0V158
113136δ Aqr22h54.7m-15°49’スカト右脚にある2星の南星3.27-0.18A3V159
111497η Aqr22h35.4m00°07’  その(ζ)東星4.040.29B9IV-Vn183
データ出典: バイエル符号・等級・スペクトル・距離 Hipparcos 星表  絶対等級・独自計算  固有名・意味 星座の神話  アルマゲスト名 アルマゲスト