わし座

ゼウスが化けたというワシ。ワシは、ゼウスのシンボルです。

わし星図

わし座

名称星座名わし
略号Aql
学名Aquila
所有格Aquilae
英語名the Eagle
設定者プトレマイオス
概略位置赤径19h30m
赤緯
面積652
季節
南中9月中旬
星数1等1
2等0
3等5
4等7
5等27
6等70
変光星1708
データ出典:
 星座名・概略位置・星数:天文年鑑2009
 名称(星座名を除く):IAU Webサイト
夏の大三角の星のひとつ、アルタイルを持つ星座。アルタイルはワシの翼の付根にあります。その両脇には、星がひとつづつ、同じくらいの間隔に並びます。アルタイルと両脇の2星をつないで、「飛ぶワシ」の姿に見立てました。それに対して、こと座ヴェガは隣の2星と小さな三角を作るので、ワシが地面に降りようとしている姿 「落ちるワシ」となったわけです。天の川をはさんで、対照的な姿を見ています。

両脇の星から更に伸ばしてζ、θと星をつないで、ワシの身体。θの辺りが頭、ζがしっぽ、ρとλまでで翼を描きますが、実際の空でつなぐのは難しいかもしれません。

ギリシャ神話では、みずがめ座のところでお話したガニメーデスを連れ去るゼウスの姿、としています。星座絵では、少年を連れたわしの姿が描かれ、その少年がガニメーデスの子供の頃の姿というわけです。ただ、アンティノウスという別の美少年の姿だとも言われます。古星図では、アンティノウス座という別の星座にしているものもあるのですが、いつの間にかなくなってしまったようです。
日本では、アルタイルは言わずと知れた七夕の星 「ひこぼし」「牽牛」です。ヴェガよりも暗いので、どうしても地味な印象を受けてしまいます。天帝の娘と比較しては仕方がないところでしょうか。

わし座は、天の川のほとりにあるのですが、明るい星も少なく、見栄えのする天体もありません。ちょっと寂しい星座です。

恒星データ

Hipparcos
番号
バイ
エル
符号
赤径赤緯固有名
カタログ名
意味アルマゲスト名実視
等級
絶対
等級
スペクトル距離
(光年)
97649α Aql19h50.8m08°52’アルタイル飛ぶわし後頭部にあって鷲とよばれる星0.762.20A7IV-V16.8
98036β Aql19h55.3m06°24’アルシャイン襲うわしこれ(τ)の西で頸にある星3.713.03G8IVvar44.7
97278γ Aql19h46.3m10°37’タラゼドおそうもの左肩にある2星の西星2.72-3.03K3II460
93747ζ Aql19h05.4m13°52’デネブオカブわしの尾さらに離れ尾の下にあって銀河に接する星2.990.96A0Vn83.2
データ出典: バイエル符号・等級・スペクトル・距離 Hipparcos 星表  絶対等級・独自計算  固有名・意味 星座の神話  アルマゲスト名 アルマゲスト