地球

私たちが住んでいる星、地球。普段は意識しませんが、地球も、惑星のひとつ。

名前 地球
英語名 Earth
軌道半長径 (天文単位) 1.0000
平均(億km) 1.496
最小(億km) 1.471
最大(億km) 1.521
離心率 0.0167
軌道傾斜 黄道面(°) 0.001
不変面(°) 1.579
近日点黄径(°) 102.972
昇降点黄径(°) 174.848
元期平均近点離角(°) 197.510
作用圏(10万km) 0.92
対恒星平均運動(平均太陽日。″) 3548.19
公転周期(太陽年) 1.00004
平均速度(km/s) 29.78
会合周期(太陽日)
太陽から受ける輻射量(地球=1) 1.00
地球から平均接近距離での視半径
赤道半径(km) 6378
扁率 0.0034
赤道重力(地球=1) 1.00
体積(地球=1) 1.000
衛星数/発見数 1/1
質量(地球=1) 1.0000
密度(g/cm^3) 5.52
脱出速度(km/s) 11.18
自転周期(日) 0.9973
赤道傾斜角(°) 23.44
反射能 0.3
極大等級

惑星データ 理科年表2010より

地球は、太陽系の内側を回っている4つの岩石惑星の中で最大です。大気は1気圧で75%の窒素と25%の酸素、液体の水が表面を覆い、太陽系内で唯一、生命があることで知られています。

海のある星

地球の海は、平均で表面を5km程度覆うほどの量だそうで、おかげで、私たちは陸上での生活ができ、火を使う文明を持つことができます。表面にまったく水のない天体1、地球よりも水がある天体はたくさんありますが2これほど絶妙な量は地球だけです。

地球に水があるのなら、ほかの岩石惑星にも水があってよさそうですが、水星は小さい上に太陽に近いので濃い大気を持つことができず、地球とほとんど同じ直径の金星は、太陽に近いので温度が高く水が液体で存在できず、火星も小さい上に太陽から遠くて水は凍ってしまっています。

地球と金星、火星の違い

地球と金星、火星は、もともと同じ材料から作られたでしょうが、太陽からの距離の違いでここまで違う星になってしまいました。地球には海ができたので大気中の二酸化炭素が溶け込み、炭酸塩鉱物となり地殻に固定されたのに対して、金星は海ができなかったために、水は大気上層で太陽の光によって水素と酸素に分解、もともとあった二酸化炭素がそのまま残ったと考えられています。実際、地球の炭酸塩鉱物から二酸化炭素を取り出したとすると、大気中の二酸化炭素の量は金星と同じくらいになるといいます3

逆に火星は太陽から遠かったこと、地球の半分ほどの直径しかなかったことで、一時的に海ができたものの、現在では砂だけの惑星になりました。小さい惑星は冷えるのが速く、地殻活動が収束してしまうと地下からの脱ガスもなくなるので、大気も水もなくなってしまいます。
火星より大きいとはいえ、地球もだんだんと冷えてきていますので、あと10億年ほどで海を保っておくことができなくなるのではないか、という予測もあるそうです4 将来の地球は、現在の火星のような姿になるのでしょうか。

http://apod.nasa.gov/apod/ap030426.html

Big Blue Marble Earth
Astronomy picture of the dayより

宇宙から見た地球は、美しい青と白のマーブル模様に見えるようです。
美しく、唯一私たちが住むことができる星、地球。その美しさは永遠ではなく、この先、なくなることが分かっています。現在の地球は、本当に貴重な、得がたいものなのですね。

  1. たとえば水星や月など
  2. たとえば木星の衛星エウロパやガニメデ、土星の衛星エンケラドゥスなどには、地球の数倍以上の大量の水が、そして天王星海王星は、そのほとんどが水でできている、巨大氷惑星と考えられています
  3. 太陽系の科学 P122
  4. 太陽系の科学P246