散開星団

散開星団は、生まれたばかりの星の集まりです。星は、オリオン星雲のようなひとつのガスの集まり(星間雲)の中から、数百個という単位で生まれます。周りのガスがなくなり、星たちに見えるようになったのが、散開星団。
オリオン星雲に望遠鏡を向けてみると、トラペジウムと呼ばれる4つの星を見つけることができます。そして、現在ではその周りにもたくさん星があること、現在も星ができつつあることがわかっています。あと数千万年すれば、この天体は「オリオン星雲」ではなく「オリオン星団」と呼ばれるようになるでしょう。

天の川の中には、たくさんのガス、星雲があり、そこで今も星たちが生まれてきています。散開星団は天の川の中にあるので、「銀河星団」とも呼ばれます。

散開星団は若い星の集まりですから、青白く鋭く輝く星が多く、双眼鏡や望遠鏡で眺めるとベルベットにダイヤをばら撒いたような美しい眺めを楽しめます。ひとつひとつの星としてみることができますから、街の明かりがあっても星雲のようにまったく見えなくなる、ということはありません。一般の方向けの観望会でも、人気のある天体です。

主な散開星団

【データ出典】
名前:通称 位置・星座・大きさ・距離・年齢:The Cambridge Encyclopedia of Stars 写真:Astronomy picture of the day
位置(J2000)
名前 赤径 赤緯 星座 大きさ( ‘ ) 距離(光年) 年齢
h-χ星団 02h20m +57°06’ ペルセウス座 29 7500 1300万年
プレアデス(M45) 03h47m +24°06’ おうし座 110 430 1億3000万年
ヒアデス 04h26m +15°51’ おうし座 330 150 6億5000万年
M41 06h47m -20°44’ おおいぬ座 38 2250 2400万年
プレセペ 08h40m +20°01’ かに座 95 570 7億5000万年
Mel.111 12h25m +26°10’ かみのけ座 300 280 4億年
M6 17h40m -32°12’ さそり座 14 1600 9500万年